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シグマから星空撮影に最適な超広角単焦点レンズがリリース

約3分

シグマより超広角単焦点レンズ「SIGMA 20mm F1.4 DG DN | Art」と「SIGMA 24mm F1.4 DG DN | Art」の2本がリリースされた。この2本が追加されたことで、DG DN Art F1.4シリーズは計4本となり、超広角から中望遠域まで幅広い焦点距離をカバーしたことになる。もともと写りには定評のあるArtシリーズ。さらに開放値f1.4とかなり明るめのレンズなので、多目的に使用できるのが売りだ。

今回の2本に関しては、ズバリ「星空撮影」に最適なレンズであると言えるほど、超広角でありながら明るい。特にSIGMA 20mm F1.4 DG DN | Artに関しては、開放値から抜群の光学性能を発揮。星を美しい「点光源」と写し込んでくれる。開放値からかなりシャープに写る特性だとのことで、かなり期待できるのではないだろうか。また、この焦点距離でありながらも、「フィルター」を前玉に装着することができ、さらにリアフィルターホルダーとの併用も可能。さらに防塵・防滴構造であるため、星空撮影だけでなく、風景写真、滝などの水場撮影などにも積極的に使用できる仕様になっている。

SIGMA 24mm F1.4 DG DN | Artに関しては、20mmに比べると汎用性の高い焦点距離であり、出番も増えるだろう。Artシリーズならではの諸収差を徹底的に抑えた写りは、どんな被写体・ジャンルであってもクリアでシャープな写りを約束してくれる。もちろん、防塵・防滴構造のため、過酷なシーンでの撮影でも安心だ。

両レンズともに、絞りリングやフォーカスモードスイッチが筐体に搭載。プロも認めるArtラインならではのかゆいところに手が届く装備は健在で、撮影に集中できる環境を構築できるだろう。対応マウントはLマウント、ソニーEマウントの2マウント。発売日は8月26日発売予定。


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