
いま、カメラに必要なこと
-HITORIGOTO Vol.04-
シグマから新コンセプトのカメラ「SIGMA BF」が発表された。
シグマのミラーレスカメラには「SIGMA fp」および「SIGMA fp L」がすでにラインナップにある。これに追加されている形で登場したのが「SIGMA BF」だ。



このカメラにはいまのカメラにはない「デザインの価値」がある。
「カメラとはこういうもの」「カメラはこういうもの」という固定概念をデザインで壊していく。それが、このカメラの存在だ。カメラとは写真機でありながらも昨今では動画撮影などの側面も重要視されている。であれば、写真機としての役割だけではなく、様々な用途に適したカメラであることが重要だ。
これからのカメラはコミュニケーションツールとして存在していく。そうなるとカメラはもっと日常に近いところに存在し続け、思い出を記録していくためのものになる。そこに必要なのは、高スペックなものではなく「いつも所有しておきたいというパッション」だ。

そのために必要なキーポイントはやはり「デザイン」と「斬新さ」そして「ユニーク性」だ。
SIGMA BFはそのすべてを具現化したカメラのように思える。
常識的なものに囚われず、そこに一定の独創的な価値観をもたらし続ける。どこかライカ社のような思想を垣間見れる。
あえて、カメラらしいデザインではなく、パッションを追求するからこそ、新しい価値観が生まれる。このカメラの性能やスペックを語るのではなく、存在を語りたくなる。
そんな一台であることは間違いない。
CP+2025の会場でぜひ実機を確認してみてほしい。
□製品情報
SIGMA BF
https://www.sigma-global.com/jp/cameras/bf/