KANA
第三章 海と幻想
自分が好きな場所。
海にいるだけでなんとなく幸せな気分になる。
なぜなのか?? その答えを探し出すことができず、
もう何十年も時が流れている。
光、音、匂い。どれをとっても完璧な空間。
そんなときにシャボン玉が飛ぶ。
そのシャボン玉は彼女にまとわりついた。
なんとなくイリュージョンの世界にいるような錯覚に陥る。
幻想の中だったとしても、美しい。
See You Again……
KANA
日頃はプランナーの仕事をしている美女OL。日々の仕事に悪戦苦闘しながらも自分のアイデンティティーを確立している人。自分の評価とはどういうものなのか、そう絶えず思える意識の高い女性だ。たまに宇宙人になる(笑)。
LEICA M8
RICOH GXR