24 March, 2023関西-Kansai-TOMOKO OMICHIby Atsushi Ogai3595 views 第二章 「ここにはないもの」 時は経ち、キミらしい時間が流れる。それでも、どことなくボクの知らない彼女のセカイが広がっていき、「ここ」には何かがないことに気づく。それは儚くも切ないとても柔らかいもの……。触れれば、もろくも壊れてしまい、離れていくと、どんどん消滅してしまう。その「距離感」は、どこか綱引きのようだ。 第三章に続く 123