すみれ SUMIRE

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第一章 夏の香りがする

from 愛知.

春という季節が少しだけ進み、
風には塩の匂いが少し混じりだす。
この時期の風がとても好きで、
何も考えずにぼーっと砂浜に
寝ていたくなるのだ。
彼女から感じる清潔感は
青い海と新緑にとても似合う。
どことなく大人に見えるキミは
少し切なくも悲しく感じることがある。

第二章に続く