なな  nana

なな  nana

第一章 早夏2023

from 長野.

新緑の青さはとても清々しい。
その風はどこか懐かしい
記憶を呼び覚ます。

彼女のどこか突き放す
眼差しも
あどけない笑顔は
少しドキッとする印象を与える。

早めに感じた初夏の雰囲気が
ボクの思考を鈍らせる。
この瞬間、「森もいいな」と 改めて思うのだ。

第二章に続く