くろゆか KUROYUKA #02
「兆候」
From 静岡.
冬に見る夕方の光はどこか神々しさを感じる。
漆黒の服に宿る言霊はキミの心の中を写し出す。
逆光に照らされる彼女は金色のオーラを
まとっているようだ。
大人っぽい表情の中に
どこかあどけなさを残す。
その相反するような気配が、
彼女の「迷い」に感じることがある。
どこに進んでいくのか……。
どこに向かえば良いのか……。
ヒトは絶えず過ちを犯し、
迷い続ける生き物だ。
そんな不完全な生き物に
神々しさを与えてくれる
この時期の光は素晴らしい。
くろゆか KUROYUKA
大学を卒業し、その後も自分らしい生き方を模索し続ける彼女。点でしか撮っていないと分からないことも、この企画のおかげで長期的にコミュニケーションが取れるから見えてくる彼女の魅力と葛藤がある。芯があるからこそ分からないことがある。
Shot on Sony α7CII.