東宮綾音  AYANE tomiya

東宮綾音  AYANE tomiya

第一章 夢の中で……

from 神戸.

出会う前からどこかで出合っていた。
そんな錯覚を抱くほど、キミの存在は
はっきりとしている。
出合ってすぐに「苦手なタイプ」だと
とても失礼なことを口にした。
それは「裏」を返せば、素敵だと
思っているからなのかもしれない。
夢心地の中、まるでそこは異世界のごとく
いつもと違った景色に見えた。

第二章に続く