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シグマがミラーレス専用の50mm F1.4 DG DN | Artを発表

約2分

シグマレンズの中でも定評のあった50mm F1.4だが、ミラーレス専用設計でリメイクされ、「SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art」が発表された。サイズ感もミラーレスカメラ専用というだけあって、軽量かつコンパクト。重量も約670gと大口径レンズとしてはかなり軽量な部類に入る。対応マウントはEマウントとLマウントの2種類。

レンズ構成は11群14枚のレンズを採用し、非球面レンズを3枚、SLDガラスを1枚使用。開放値がf1.4と明るいながらも、コマフレアを限りなく抑制。開放値からでもクリアかつ解像感のある写真撮影が可能だ。

目指したコンセプトは、「中心から隅々まで解像するレンズ」。社長である山木氏は「他社も含めてここ数年でリリースされているレンズはどれもかなりレベルの高いものが多い。その競争がこのクオリティーを産んでいる」と話す。他社の素晴らしいレンズで撮影されたものをしっかりと研究し、その結果最適だと思われるバランスのいいレンズを開発した。

SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Artは自然な描写ができ、抜けの良さと立体感を大事に設計したという。よく使われる焦点距離だからこそ、高い光学性能を実現する必要があったのだろう。マルチショットで使うのであれば、f2.8から4程度で撮影することをおすすめすると山木氏は話す。ボケ味にもかなりこだわったレンズで、開放値で撮影する場合にもしっかりと浮立たせるような演出ができるほど、綺麗な懐の深いボケ味を実現している。 絞りリングのロックスイッチ、AELボタン、AF/MF切り替えボタンなども装備。さらにHLAの超高速モーターを採用することで、高い精度およびスピードで合焦する。発売は2023年2月23日(金)で希望小売価格は15万2900円(税込)となっている。


シグマ SIGMA 50mm F1.4 DG DN | Art
https://www.sigma-global.com/jp/lenses/a023_50_14/