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シグマ『Sigma FP2』を発表


シグマ『Sigma FP2 』を発表

 2026年10月、シグマは、世界最小ボディに最新の撮影機能と高い拡張性を兼ね備えたフルサイズミラーレスカメラ『Sigma FP2』を発表した。初代fpシリーズのコンセプトである「ポケットに入るフルサイズ」「STILLとCINEの融合」というメインコンセプトと唯一無二の個性をそのまま受け継ぎつつ、デザインや操作性をリファインした。“Small, Powerful, Adaptable”をテーマに正統進化を遂げた新世代のコンパクト・システムカメラだ。発売日は2026年11月11日(水)。Sigma公式オンラインショップでの予約開始は10月29日(木)10時からとなる。価格はオープンプライス。


世界最小ボディに最高クラスのパフォーマンスを実装

 『Sigma FP2』のセンサーは最新の有効画素数約2,450万画素の「部分積層型CMOSセンサー」を採用。高い解像感や豊かな階調表現、圧倒的な描写力を維持しながらも、センサーの高速読み出し性能が大幅に向上。電子シャッター特有のローリングシャッター歪みを極限まで抑制し、高速で動く被写体でも歪みを気にすることなく撮影が可能となった。

 あわせてオートフォーカス(AF)性能も大きく進化。精度、スピード、暗所性能の向上。被写体認識機能には従来の人物や動物に加えて新たに「鳥」が追加された。一瞬の表情や動きを逃さず捉え続ける確実な捕捉力を備えている。

 さらに連写性能においては、1回の撮影で最高約20コマ/秒、最大200コマまでの連続撮影を実現。瞬発力が求められるスナップや鉄道、飛行機、野鳥など動きのある撮影シーンでも高い威力を発揮する。


視点をひろげるチルト液晶と大容量バッテリー

 背面モニターには、上向き90度、下向き45度の角度調整が可能な「チルト液晶」を新採用。ローアングルでのスナップやハイアングルからの俯瞰撮影など、撮影者の視点を自由自在にひろげてくれる。
 さらに、fpシリーズのアイデンティティであるコンパクトサイズを維持しながら、バッテリーライフを初代fpより約30%向上させることに成功した。静止画で約370枚、動画で約130分の撮影が可能な大容量バッテリー(BP-91)を採用し、長時間のフィールド撮影でも頼もしい仕様となっている。

 記録メディア面では、SDカードスロットに加え、高速書き込みに対応した「70GB内蔵ストレージ」を本体に標準搭載。メモリーカードの容量オーバー時や、カードを忘れた際の緊急時にもシームレスな記録を可能にしている。


スイッチひとつで本格シネマカメラに

 『Sigma FP2』の大きな魅力は、最高峰のスチルカメラであると同時に、過酷な映像制作に応える本格的なシネマカメラでもある点だ。

 ボディ上面に配置されたスイッチひとつで「STILLモード」と「CINEモード」を瞬時に切り替え可能。それぞれのモードに最適化されたユーザーインターフェース(UI)に切り替わることで、ハイブリッドな使い方でも、瞬時に設定が切り替えられる。

 センサーの情報を余すことなく記録する「6Kオープンゲート収録」に対応。近年需要が高まるマルチプラットフォームに向けた様々なアスクペクト比への展開も、高画質なままフレキシブルに行える。

 ダイナミックレンジは最大14.1ストップを確保。ハイライト側に余裕を持たせた設計となっており、明暗差の激しい環境下でも階調を破綻させず、高度なカラーグレーディングを可能にする。

 また、映像制作のプロフェッショナルに応える充実したフォーマットワークフローに対応。編集自由度とデータハンドリングを両立したProRes RAWや、ライカ社のL-Logをサポートするほか、別売オプションの組み合わせにより「32bit Float録音」にも対応。音割りや暗騒音ノイズのリスクを劇的に抑えた高品質な音声記録を実現する。

 各社シネマカメラの撮影範囲をシミュレートする「ディレクターズビューファインダー機能」も進化しており、アナモフィックレンズのデスクイーズ表示に加え、ARRI ALEXA 35やSony VENICE 2 / BURANOといった最新機材のフレームシミュレーションにも対応。


拡張性を高めるシステムアクセサリー

『Sigma FP2』の拡張性を支えているのが、ボディ左右側面および底面に配置された共通の1/4インチネジ穴だ。ケージを介さずともダイナミックに周辺機器をマウントできる構造となっており、同時に専用アクセサリーも豊富にラインナップされている。

・電子ビューファインダー EVF-21 USB-Cポートで容易に着脱できる外付けEVF。0.5型で約576万ドットの有機ELパネルを採用し、アイセンサーや上方向90度のチルト機構、大型アイカップを装備。没入感のある快適なファインダー撮影を提供する。

LCDビューファインダー LVF-21 液晶モニターに装着して外光をカットする専用ビューファインダー。視度補正機構(-2~+1 dpt)を備え、モニターを2.5倍に拡大。専用設計レンズとコーティングにより、光軸上で精緻なピント確認や構図検討をアシストする。(装着にはベースプレート BPL-21を使用)


 また、ホットシューユニット HU-21 取り付け式のホットシューユニット。OM SYSTEM/LUMIX共通のフラッシュ通信端子を採用。そのほか、USB PD対応で約175分で充電可能なバッテリーチャージャー「BC-91」や、長時間のスタジオ撮影・配信に対応するDCコネクター「CN-91」など、用途に応じたシステム構築が可能だ。

■製品情報ページ
Sigma FP2  https://www.sigma-global.com/jp/cameras/fp2

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orphotograph編集チーム
記事を書いたりしているスタッフ&カメラマン。
カメラは幼少時代から握り、ここ数年のほぼすべてのメーカーのデジタルカメラを触っている強者。
主にポートレート分野で作品撮りをするかたわらorphotographのレビュー系記事を担当。口癖は「レンズほしい」。
最近の趣味はバイクでツーリングすること。