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どんどん進化するスマートフォンのカメラ機能。特にシェアがあるiPhone系のアクセサリーはかなり充実しており、各社からさまざまなサードパーティ製のアクセサリーが発売している。撮影時のオフカットなどはiPhoneで撮影することが多いのだが、モデルさん受けのいい写真はむしろiPhoneでの撮影の方が多いのでは…と思うことも(それはそれで悲しいが笑)。そんな中、筆者が注目してこぞって購入したのが海外メーカーMomentがリリースしているレンズ群だ。
■58mm レンズ
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ポートレートに最適な56mmの単焦点レンズ。ボケづらいiPhoneでもそこそこボケ味を味わえる。少々重量があるので、しっかりiPhoneを持ちながら撮影するのがいい。
■14mm フィッシュアイレンズ
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iPhone事態も十分広角なのだが、このレンズを装着することでさらに広い視野(170°)を写すことができる。魚眼レンズならではのゆがみがでるのも特徴。
■マクロレンズ
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近接撮影がよりできるレンズ。iPhone 13Proの場合には純正のマクロ撮影機能があるためあまり使用しない。しかし、こちらのレンズで撮影するほうが、白のクリアアダプターにディフューザー効果がありより美しく撮影ができる。
Momentで最初に購入したのは動画向けのレンズ「アナモルフィックレンズ・ブルーフレア」を購入。iphoneだと16:9の縦横比になるのだが、21:7などさらに横長の動画を撮りたい場合にはこのレンズが重宝する。撮影したデータはそのまま使えるわけではなく、動画編集ソフトで本来の縦横比に戻す必要がある。筆者はFinal Cut Proなどを使用して修正している。使用した際に「こんなに手軽に撮影できるのか」というそのイージーさに魅力を感じ、スチル用のレンズも購入したのだ。
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iPhone 13Proから動画ではプロ向けフォーマットであるProRes対応になったこと、静止画ではRAWでの撮影が可能になっている。まさに「手のひらサイズのクリエイティブツール」として進化しているiPhoneシリーズだ。
もちろん改造感のあるしっかりとした写真や動画を撮影するのであれば、ミラーレスカメラがベストな選択だろう。日常のスナップ撮影ならむしろiPhoneの方がメリットがあることもある。特にスナップポートレートなどの場合には、被写体がスマートフォンでの撮影に慣れていることがあり、自然な仕草などを狙うことができる。また、iPhoneはいつも持っていることが多く、瞬発力が必要になるスナップ撮影などにもメリットがある。
さらなる高みを目指さないのであれば、iPhoneでも十分な動画や写真を撮ることができる。ある程度のクオリティーをさらに超えたいという人にはミラーレスカメラを強くおすすめする。
文・撮影/大貝篤史 モデル/富澤絢愛
■Moment サイト
https://shopmoment.jp/